私が、沼にハマっていったときの話。
ここのブログでは超お久しぶりです。ひまりです。前はここではかっこうって名前で名乗ってたけどほんとはひまり(Twitter:@1010bluesky)です。
最初はほぼ匿名のような感じで書き綴ってたこのブログ。今ではあの時とは私の状況も変わっていったのでこんな長文を書く時間もなくなってしまったし、かっこう名義のTwitterも閉鎖してしまった。
でも、今日はDEANさんの39歳の誕生日だし、お祝いも兼ねて(?)突然ですがちょっと書いてみようと思います。
で、本題に入るよ。
…でもきっとこれは自己満の記事のような気がするし気がするし気がするので(しつこい)読んでてつまらなかったらそっとこのページを閉じてください…
私は人からDEAN沼にハマったきっかけを聞くのが好きです。今までもいろんな方に「ファンになったきっかけはなんですか?」って聞いてみたりしました。そうするとへぇー!とかわかるー!とかそこからかー!とかいろいろ興味深かったりするからです。沼の入口はさまざまなんだなと。
改めて自分が沼にハマったきっかけを考えてみると、人生って何が起こるかわからないなと思うのです。おおげさな!と思うかもしれないけどほんとそう。だってまさかライブ見に行くために私が台湾まで飛んでっちゃう人生が待ってるなんて10年前の当時中学生だった私が想像できる?できないよ。
「ライブに来たらあなたの人生変わります」ってディーンさんは言うけれどそもそもディーンさんのファンになってからガラリと人生変わってっちゃった気がするよ。
私が「ディーン・フジオカ」という名前をしっかりと知ったのは2015年の10月頃だったと思います。それはあさが来たを1話から見てるうちにこのときどき英語まじりであさちゃんとお話するこの役者さん誰…?英語の発音良すぎない…?って思って
「あさが来た 五代友厚 俳優」
ってググッたのがこの時期だったからでした。
というかね、私そもそも朝ドラを見る習慣ってもともとなかったんですよあさが来た観る前は。でもほんとこれは偶然で、人生何がきっかけになるかわかんないなって思うんですよ。だってあさが来たを見ようと思ったきっかけは自分の通ってた学校だったんだから。もし私が違う学校行ってたらもしかしたらファンになるきっかけを逃してたのかもしれない。
たまたま自分の通ってた大学の創設の話もあさが来たの中で出てくるって校内で話題になったらそりゃ気になるじゃないですか。そしてドラマのポスターまで校内の至る所で貼りだされていたんだから。
そんなわけで毎日録画して観る習慣ができたのでした。で、2015年10月頃の話に戻ると、そのググってみた時に1番最初に出てきた記事はいわゆる信憑性が低いよくわかんないまとめ記事みたいなやつでした。
「あのあさが来たで五代友厚を演じてるイケメン俳優は誰?実は英語も話せる?Wiki風プロフィールまとめ!!」
みたいなタイトルのやつ。よくありますよねこういうの。結構書いてあることもテキトーで。
でも当時の私はほんとに軽い気持ちで誰なのかなーぐらいの感じだったのでそれを軽く読んでしまっていて。そこでとりあえず「ディーン・フジオカ」って名前を知りました。で、その記事自体もしっかり読まずにあ!ハーフか!ハーフだからあんなに英語が上手いのか!っていう間違った先入観を持ったままそのページを閉じてしまったのです(すみません…)
そこから12月ぐらいまではほんと毎日朝ドラを楽しんでるただのお茶の間の人でした。その間ディーンさんのことを調べたりしたことはなかった。
で、年が明けて2016年1月。ここから私の怒涛の沼ズブが始まるわけです。
1月ぐらいから結構ディーンさんに関するネット記事を目にするようになりました。私もあさが来たってドラマ自体が大好きだったから気になってその記事を読んでたりして。「五代様」って言葉をやたらと目にするようになります。これだけ目にすると改めてまた気になってきて、ディーン・フジオカって名前をググってみたわけです。
あとねー、この時期は大学の成績が決まる課題レポートを書かなきゃいけないのとかが溜まってたりした時期だったので「あー!やりたくないいい」っていう現実逃避も兼ねていた(笑)
そしたらいつの間にか、毎日毎日調べるようになっていて。なんとなく気になるなーなんて存在になっていました。そんな中、この時期にディーンさんはダメ恋の番宣のためにTBSの番組に出てきてたのです。
最初に見たのはAスタでしたね。この時はまだ録画してまで観ようとはなってなかったんだけどどうしてもリアタイして見たい!絶対見たい!って思ってた。そしてOAを見た後にあーこの人かっこいいんだなって思ったのと同時にその人間性にぐっと惹かれてしまい、興味がとっても湧いてきたのでした。今まで見てきたどの芸能人よりも新鮮で。ディーンさんの事をもっと知りたいって思った。
まず、Twitterってやってるのかな?やってるじゃん!ってなって即フォロー。毎日夜な夜な調べるようになる。課題もそっちのけで(おい。でもちゃんと単位は取れたのでご安心を)。
あの学校に貼ってあったあさが来たのポスターもこの頃からポスターの前を通りかかるたびディーンさんの写ってるところをしっかりみて心の中でにっこりしていたな(笑)
そして調べているうちにMy DimensionのMVに遭遇する。え!まってディーンさんって歌もやってるの?いい歌だ!かっこいい!しかもボクシングしてる!これもかっこいい!
それに加えて5ヶ国語も話せるなんてすごいな、趣味もいっぱいあるんだな、すごいなって。
ここら辺から私は熱にうかされたように舞い上がっていたような気がする。本当にこの頃は毎日うわの空みたいな感じだった。今思い返すとちょっと恥ずかしいんだけど何見てもかっこいいな…ってあの頃はぽわぽわしてた。沼に入りたての時によく起こる現象だよね。あの感覚はいくら今でも大好きでも戻ってこないだろうな。
ようやく、ようやく久しぶりにもっと知りたい!と思える芸能人に出会えたという喜び。
世間で流行りのイケメンが次から次へと出てきて周りがキャーキャー言ってても、周りがアイドルの話で盛り上がってても、ふーんぐらいにしか思っていなかった私が。
そして、1月29日。伝説の2時間(私が勝手にこう呼んでるだけだけど)がやってきます。
この日は、ぴったんこカンカンと金スマの2時間連続でディーンさんがテレビでゲスト出演した日です。もうこの当時の私は沼に確実に片足を突っ込んであとちょっとで両足を入れるであろう時期でした。今でも覚えてる。この日のこと。
この日ちょうど私はバイトでクローズ(19時)まで入ってた日だったので20時のぴったんこを最初からリアタイで見るには間に合わないのは確実だった。でも1分でも早く見たくてクローズの作業をいつも以上に早く手際よくやって家に帰った(笑)
で、途中から見始めたわけだけど(ちゃんと録画済みではあった)、この時のぴったんこは大阪ロケの回だったからお茶目でおもしろいディーンさんが炸裂してて。あーやっぱ私この人好きだと実感して。その後の金スマはディーンさんの人生に迫るみたいな企画だったけどそれを見てたら今度はディーンさんはいろいろできてすごい人だと最初は思ったけれど、ここまでに至るまで本当に努力の賜物だったんだなと深く感動していた。なんでもできることがすごいって思われがちだけどそうじゃない、ここまでに至るプロセスの方がよっぽど大事だしすごいことだ。紆余曲折あって今のディーンさんがあるのだと。そして実際は「おディーン様」なんて呼ぶようなキャラでは全然ないとここで確信した。まあ、もともと沼に入りかけからこの呼び名には違和感を感じていたけれど。だっていい意味でディーンさんは王子様ではない。あのビジュアルからそういう先入観を持たれがちだけど、中身は今までいろんな経験を経て「サバイブ」してきてるもっとしっかりどっしり男らしい人なんだと感じたから。
そんなこんなであっという間にこの2時間でディーンさんに深く魅了され続けて見事に底なし沼にズブズブ入っていって今に至るってわけです。
でねーこの後すぐにたまたま台湾へ友達と旅行に行ったんだけど、龍山寺に参拝したときでひそかに心の中で「ディーンさんに会えますように…」ってお願いしたらその次の日にNINJA THE MONSTERの舞台挨拶のニュースが飛び込んできて、これに行きなさいって導いてくれたのかと思わざるを得なかった(笑)
台湾のホテルでこの情報を見た時に1人ですっごい舞い上がってたなー。
で、しかもちゃんと当たったので本当にうれしくて仕方がなかったのを覚えてる。
この舞台挨拶(2016年2月18日)が生でディーンさんを初めて見た時でした。
あと、ディーンさんのTwitterフォローしたときファンのリプに普通に答えてることにびっくりしちゃって。ある意味こういうとこで芸能人らしさがなくていいなと思った。それで、どうしてもディーンさんにリプを送ってみたくなった。でも鍵なしアカウントないじゃんってなったのでリプをとりあえず送ってみようと専アカを作ってみた。でもねー最初は「え、私専アカわざわざ作ってみちゃうほどファンになっちゃったの…?ほんとに…?」って自分の中でも信じられなくてザワザワしていたな。自分のことなのに(笑)
でね、ほんっとうに私はチキンな人間なのでファン方々のアカウントは当時からいっぱいあったし、そういった方々とお友達になりたいとも密かには思っていたけれど、どうしてもフォローできる勇気がなかった。だから、いいや。私はとりあえずディーンさんにリプを送って、あとは自分の思ったひとりごとを誰にも見られずこっそり呟いていこうと決心してた。
でもある日1人のふぁむっこさんからいただいたリプをきっかけにやりとりするようになって、実際に会ってお話するようにもなって、そこからどんどんTwitter上でもファンの輪が広まっていって知り合いも増えて今がある。今となってはこの状況も奇跡なような気がする。
ファンになってから約3年半が経過した。あっという間だった気がする。
ファンになってからも色んなことがあった。初めてディーンさんのアルバム、Cycleが手に入った時のうれしさは今でも忘れられない。色んなドラマや映画に出演し続けているし、出演作を見るのは本当に楽しい。そしてもちろんライブに毎年行くのも私の楽しみだ。社会人になってからは有給は絶対ライブのために残しておくんだぞ!って意気込んでるし(笑)
だけど、忙しすぎて体調を崩していた時とか週刊誌ではらわた煮えくりかえるぐらいひどい書かれ方されてた時は本当に心配していたなとかそういうとこも思い出したりして。
そして、なにより色んなことに挑戦していくディーンさんを私は深く尊敬している。そこはファンになってからずっと変わっていない。
ディーンさんにとって日々は戦いなのだ、きっと。たぶんね。
だから私はこれからもファンとして応援していきたい。私にとってディーンさんはずっと興味深い人だ。そして、ここのブログでも散々言ってきてるけど真の意味でかっこいいと思う人だ。だから真人間じゃないほんとのディーンさんがこれからももっともっと見られるといいなあ。私はきっとそういうとこが一番大好きなんだろうなと思うから。
これから2019年後半は映画が公開して月9も見れてそこから先はどうなっていくのだろうか。これからもずっと楽しみです。
あらためて、DEANさん39歳のお誕生日おめでとうございます。30代ラストもいい1年になりますように!
…ここまで書いておいてなんだか久しぶりに長文書いてしまったし思ったより長くなったので恥ずかしくなってきてしまった(笑)
だからここらへんでおしまい。
「変化を楽しみ続ける」ということ
今日はディーンさんの37歳の誕生日。
おめでとうございます!!
そして、FamBam発足から1年ですねー!
さて、記念すべき日にブログを更新しようと決めたものの、どの事について書くか迷ってしまいました(笑)
実はですね…このブログに書きたいネタはいろいろとありまして、下書きに5つぐらいタイトルだけあるんです。
ですが、この間SONGSのディーン・フジオカスペシャル見たらああ次はこの話題が書きたいなってなったので、これになりました!
みなさん、いきなりですが問題です。
ディーンさんがしばしば言っている言葉といえば…なんでしょう?
ファンの方ならすぐに分かりますよね?
そう!「Next Level」です。
本当にディーンさんはいろんな場面でこの言葉を口にしますよね。この言葉が出る度に「出たな、Next Level!」ってなります(笑)
ただ、私はこの「Next Level」という言葉は、ディーンさんの人生そのものというか、ディーンさん自身を体現していると感じることがあるのです。
そして、最近、ディーンさんが好きな言葉は何ですか?と聞かれると「変化を楽しみ続ける」と答えていましたが、やはりこれもNext Levelに通じるところがありますよね。
去年とあるバラエティー番組で、人生うんぬんの話題ではありませんでしたが「変わっていくことは楽しいですよね」とディーンさんがサラッと言ったことがありました。
それに対する周りの出演者の方々の反応は「(そんな事言えるなんて)かっこいいねー」みたいな感じで軽く受け流されてましたが、私にはその言葉がとても心に刺さったんです。
考えてみると、私はすごく小心者で心配性で、一歩踏み出す事を恐れてしまう傾向があるので、変化というものをすごく恐れてしまっている人間なのだと思います。無意識のうちに変化より安定を選んでいたり。
変化を「楽しむ」という考えが今まで頭になかったのかもしれません。
そう、だからあの発言にハッとさせられたというか。
私にとって変化というのは、非常に勇気のいるものです。
例えば、4月は学校や職場などで環境が変わる人が多く存在します。この場合は変化せざるを得ない変化になりますけどね。クラス替えや辞令には従わないといけないものですから。
でも、そんなときでも私はすごい人見知りなのもあって、できれば親しい関係の人とは離れたくないな、とか子供っぽいことを考えがちなんです。情けないですが。
その時点で、やはり変化が「怖い」ものだと感じているのでしょう。
今までの自分を振り返ってみると、変化しなくてもなんとかなるという局面だと特に、変化を選ぶ事はなかなかできなかった。
一方で、ディーンさんの人生のキーワードはやはり「変化」ではないかと。
そして、ディーンさんが人生の選択において「変化」を選ぶ時、先の事を見据えた上での選択をされていると感じます。
高校卒業後に日本からアメリカに渡り、ITを学んで現地で起業したいと考えていたディーンさん。この夢を実現させようとしていた時点で、若い頃からすごく野心にあふれた方なんだなと思います。ディーンさんが今の私と同じぐらいの年齢の時にこんなにも大きな夢をもっていたなんて。
9.11の影響でアメリカに滞在できなくなった時も、なんとかしてここに留まろうという考えではなくて、「これからはアジアの時代だ」という言葉を受けて、新たな場所へ行くことを選んでいます。
そして、香港でスカウトされて、順調にキャリアを積んでいる中での台湾からのオファー。
そのオファーを受けてディーンさんは台湾に渡りますが、その選択をした理由が実にディーンさんらしいと思いました。
香港は主に広東語で台湾は主に北京語。中華圏では北京語を使う所の方が多いから、今後の事を考えると北京語をマスターする必要性を感じたのが理由の一つであるとインタビュー等で答えていました。
さらに、香港での仕事が軌道に乗り始めている最中での決断だったので、香港の周りの人々から反対されたそうです。
私がディーンさんの立場だったら、そこで説得されてやっぱり香港に留まっていようかな…とか安定志向で考えがちになってしまいそうですが、そこでまた変化を選択し、前に進む事を選んでいるディーンさんの信念の強さがうかがえるエピソードだと思います。
先ほど、変化とは非常に勇気のいるものだと思うと私は言いましたが、人生における選択で、サクッと変化を選べる人ってなかなかいないと思います。だから、きっとディーンさんも勇気を振り絞った上で変化という選択をしているのかもしれません。
ディーンさんは常に「今」だけではなくて「未来」を見据えている。だからこそ、こういった大きな決断ができるのかもしれません。そこが私がとても尊敬している点であり、見習いたいところなんです。
結果的に、ディーンさんは5カ国語を話すことができるようになりましたが、それは、変化を選んだからこそ得られた結果ですよね。そしてもちろん、その土地土地での努力が報われた上でのです。
この間放送されたSONGSで、福島の子供たちに対して、ディーンさんはこんな話をしました。
家があるインドネシアはずーっと夏だから、朝起きたらプールに飛び込んで、それから朝ごはんを食べると話したディーンさん。
それに対して子供たちは、いいなあー!と目を輝かせながら言います。
そして、
「もしそういった事がしたければ、自分で選べるの。自分の人生は。」
とディーンさんは続けて言いました。
自分で、ってところが大切だと思います。
何か決断する時は、周りに意見を求めたりする事がありますよね。でも、人生は自分自身のものだから、最後は自分で決める事が大切なのかもしれません。ディーンさんの生き方そのものがそれを証明している気がします。
では、変化を選ぶ上で、それをどうやったら楽しめるのでしょうか。それは、物事をポジティブに考える事が大切なんだと思います。マイナスの面ばかりを見ているとどうしても怖くなってしまう。だから、一歩踏み出す勇気はプラスの面もしっかり見た時に生まれるのだとディーンさんから学びました。
※ここから先しばらく、すごい個人的な話で、直接ディーンさんに関係ないですごめんなさい…
私は兄弟がいない1人っ子なので、父と母と3人で暮らしています。
私の父は私が小さい頃から国内外問わずすごく出張が多く、どちらかというと母と過ごす時間が今まで長かったなと思います。
その影響で父とあまり話す機会がなく、いつも会話がどこかよそよそしくなってしまうのです。
そんな父とひょんなことから「仕事をする上で大切な事は何か」という事を話し合う機会がこの間ありました。
そこで父から言われたのが、「仕事をする上で自分がこれからどうありたいのかを考えて、まずは小さい目標でいいから立てる。それが達成できたら次の事を考えてまたそれを繰り返す。世間はどんどん成長していくから、それに応じて自分も成長していかないと、いずれその世間の成長に追いつけなくなってしまう。」
という事でした。やはり、先を見据えた上で努力する事は大切なのかもしれないなと思ったのです。
そして、私がずっと気になっていたのが、父は海外出張も多い人間だったので、海外で仕事をする事は辛くないのだろうかと言うことです。
それを初めてその時聞いたのですが、それに対する答えが意外でびっくりしてしまいました。
「日本で仕事するより海外で仕事する方がよっぽど楽だよ」
と言われたのです。え?どうしてそう思うの?と聞き返してしまいました。
「だって、海外に行くと日本で当たり前だと思ってルールは海外では全く通用しないんだなと思うこともあるし、そしてなにより食でも風習でも何であっても新しい文化を知る事ができるのが楽しいから」
と答えが返ってきたのです。そして、この答えを聞いた時、同じようなことをディーンさんが何かで言っていたような気がするな…とふと思ったんです。
ああ、変化を楽しむとはこういうことなのかもしれないとその時に思いました。
ポジティブな面に注目することで、変化も楽しめるのだと。
普段父は家でだらしなくて、正直に言うと腹立たしく思うことの方が多いので、この仕事論の話をし始めた時は話半分で聞いてしまっていたのですが、だんだんと話を聞いてるうちにスッと父の言葉を理解することができました。
これはディーンさんのおかげです、ありがとうございます(笑)
私にとってディーンさんは「かっこいいな♡」と思う存在でもあるのですが、一方でこんな風に強い信念をもって動ける人になれたらなあ…っていう憧れの存在なのです。
憧れるだけでは自分に何も変化は起こらないので、今の私は本当に意気地無しですが、これからもっとディーンさんのように変化を楽しめる人間になりたいです。それが目標です。
だからこれからも、そんなNext Levelに向けて挑戦を続けるディーンさんを応援すると共に、自分自身もNext Levelを目指せるようにがんばります。
今回はいつもと違って非常に個人的な感じの文章になってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!
辛い時に心の支えになった曲
ブログの名前、「ただの日記。」じゃあまりにもつまらないので変えました!
「かっこうぶろぐ(仮)」
です。もともとかっこうって名前も(仮)に関係あるって話をこの2つ前のブログで書きましたが、もうそれなら(仮)推しでこのタイトルにしてしまえ!ってことでこれです(笑)
今回は、私がとても落ち込んでたり、追い詰められてたときに、力になった曲、救われた曲について紹介してみたいと思います!
今までディーンさんの曲を聴いたことがない人でもぜひ聴いてもらいたいです。
突然ですが、私はここ半年間ぐらい、
ずっと先の見えない不安と戦っていたんです。
え?どうして?どんなの?って感じですけど、これ以上はあまりにも個人的な話なので残念ながら書けません…
(なんかこれだけ書くと『結婚』の古海みたい(笑)
でも確かに、すっごく追い詰められてたときに「Permanent Vacation」を聴いて、
「うわーそうなんだよ、明日の形なんて、きっと私にも分からないままなんだ…」
なんて思ってた時期がありました(笑))
でもとにかく、精神的に追い詰められてたし、時間にも追われてたし、すごく辛い時期でした。今はもう、それが終わって心に余裕ができたので、こうやってブログを書くことができますが。
そんなときでも、ディーンさんの曲はやっぱり心に染みます。
だから、電車で目的地に向かうまでとか、そういう少しの時間でもいいから聴くと、心が落ち着くんです。
どの曲も好きなのですが、今回は3つ紹介します。
①Priceless
Pricelessは、ディーンさんによると3.11の際に故郷を想って作られた曲なのだそうです。
改めてあの震災の時を思い出すと、いろんな事がありましたよね。
あの当時、日本中の人々が東北を応援したいという気持ちはあったと思うのですが、はじめ、メディアなどで「がんばれ東北!」というスローガンが出た時に、
「『がんばれ』というのは、どこか自分を棚に置いて、応援してる感じがする」
と指摘する声が出て、「がんばろう東北!」と一緒に支え合うニュアンスのスローガンに変わったりなど、応援したいがゆえに配慮に配慮を重ね、言葉にものすごく敏感になっていた事を思い出します。
Pricelessの一番最後に、こんな歌詞があります。
ねえもう少しだけ 涙こらえて
願い叶うまで 負けないでいてね
この言葉は、私にとってとても温かく感じるんです。
それこそ「がんばれ!」と直接的に声をかけるのではなくて、そっと後ろから肩を支えて、辛い思いをしている方々に寄り添うような温かさ、優しさを感じます。すーっと傷が癒えていくような。だけどそれだけじゃなくて、寄り添うと共に少しだけ後押しをしている。未来への希望も感じるのです。
ライブでこの曲を聴くと、辛い事があっても、明日からもがんばろうって思えるんですよね。そして、年末ライブの時にこの部分の歌詞を会場全体で歌いましたが、私も歌っているうちにこの言葉を自分に言い聞かせているような気持ちにもなりました。とても好きな言葉です。
あともう1つ、Pricelessには深く心に刺さったところがあります。
In the end, what matters most is,
how well did you live,
how well did you love,
how well did you learn to let go
この言葉を初めて聞いた時、「ああ、人生の指針にしたいな」と思ったんです。
(このブログを書く際になんとなく、この言葉をまるまる検索にかけてみたら、ブッダの名言(?)みたいな感じで出てきました。ただ、英語で解説するページしかヒットしなくて、お恥ずかしながら私はそこまで英語力も無いので100%理解できませんでした。もしかしたら、ディーンさんは引用してこの言葉を使ったのかもしれませんね。どなたか詳しい方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただきたいです。)
もし人から急に「人生において最も大切な事って何だと思いますか?」って聞かれたら、質問内容がかなり深すぎて答えるのが難しいなって感じます。でも、この3つって非常にシンプルだけど確かに大切なのかもしれないなって。
ひとつひとつの言葉が心に響く、とても温かい曲だと思います。
人によっては「あ!ユーリの曲!」ってなるでしょう。
そうです。ユーリの曲です。
私は普段、あまりアニメを見ません。
でも、ユーリは「ディーンさんがOPテーマ歌ってるなら…」という軽い気持ちで見始めたのですが、まんまとはまって全話しっかり見ました。で、最終話で号泣しました(笑)
劇場版も制作が決定してますよね。観に行きたいなあ…(あわよくば劇場版も主題歌はディーンさんでお願いしたい)
あのOP、すごい好きです。ディーンさんは勇利→ヴィクトル→全員の順にその人の目線で歌詞を書いたそうですが、その歌詞の順に合わせてキャラも出てくるんですよね。映像の世界観が素敵だと思います。
私の周りの友達も、ユーリをきっかけにHistory Makerを知ってくれた人がたくさんいてとてもうれしかったです。
去年の9月頃、1番はじめにディーンさんがユーリのOPテーマを担当するという情報が解禁された時、同時に1分ぐらいの歌付きの予告動画も解禁されましたが、たった1度聴いただけですごく心に響いて、その1分の動画を何度も何度も見ました。そして、その日からとにかく早くフルで聴きたい!!!ってソワソワしてたのが懐かしいです。
History Makerはユーリをはじめとしたフィギュアスケート選手の方々へ宛てた応援歌であり、そしてそのような方々に限らず、日々戦っている人への応援歌でもあるそうです。
私は、「今日は私にとってとても大事な日だ!」というとき、必ずこの曲を1番最初に聴いて自分を奮い立たせています。
あえて、サビ以外で好きなところを紹介しますね。
History Makerはこんな歌詞から始まります。
Can you hear my heartbeat?
Tired of feeling never enough
I close my eyes and tell myself
that my dreams will come true
何か大事な事が控えている時、やっぱりこういう気持ちになるんですよね。成功させたいがゆえにあれこれ考える。
今までしてきたことは間違ってないだろうかとか、準備不足じゃないだろうかとか、失敗したらどうしようとか…
そして、すっごく緊張する(私は緊張しいだから特に)。
そして、次の歌詞がこれです。
There'll be no more darkness
when you believe in yourself
you are unstoppable
ここが、すごく心に刺さったところです。
自分を信じる事の大切さ。自分を信じればもう暗闇なんてないんだよって。
不安ばかりが募って、それが暗闇のような存在だと思うんですけど、「これまで自分がやれることはやったんだ、だからきっとできる。もう誰も私を止められないぞ!」とかこんな感じで信じることでそれが晴れていくんだと思いました。
この歌は、私にとって勇気をくれる曲です。
③Showdown
Showdownの1番最初の歌詞は「あり得ないね」です。
「あり得ないね」って歌詞で始まるのって今までない感じで新鮮だなってなんとなく自分の中では思ったんです。(私が普段あまり多くの音楽を聴いてないからそう感じてるだけかもしれませんが…)
じゃあ、何がありえないのか。続きはこれです。
あり得ないね
午前五時に奏で出す
悪い夢を繰り返す
不思議な事に、例の私が追い詰められていた時期は、毎日大体午前五時に目覚めてしまうものでした。午前五時って普通の人からしたら早起きな時間帯だし、二度寝したいな…って感じの時間ですよね。そして、そこから自分の中の不安とか、モヤモヤした嫌な気持ちとか、それが夢と入り混じってそれこそ「悪い夢」になってしまったりとか。
そうなると「なんで毎日こんな鬱屈とした感じになってしまうのだろう…」ってただただ辛い状況になってしまうのです。
私がそんな状況だった時、ふとShowdownにこんな感じの歌詞あったなあって思い出しました。そして、ディーンさんもこういう風に悩みにさいなまれていた時期があったのかな…とかそんな事を考えました。で、そんな状況は「あり得ないね」って気持ちだったんだろうなって。
そして、2番の歌詞の最初。
灰色のリフレイン
生きるために偽るほど正しさに耳が遠くなる
ここもここで、その辛かった時の自分に通づる所があって。
私は本当に要領が悪くて、女子なのに不器用で、周りの人が簡単にできることもできなくて、ああ上手くいかないな…と思ったときに、身近な人から「人生、ときにはハッタリも必要だよ」とアドバイスをもらった事があります。
確かに、なんでもないようにサラッと軽く嘘ついて、世渡り上手の人とかいますよね。
そんなもんなのかなあ…なんて思って、 それを実践してみても、やはり不器用だから上手くいかなくて。そして、たとえ人から褒めてもらっても、自分を偽ったところでそれは本当の自分を評価してもらっているのだろうかとか考えてしまうんですよね。
そんな気持ちがこの歌詞にリンクしているなと、個人的に感じていました。
「正しさに耳が遠くなる」
そんな状況って恐ろしいような気がするんです。
だからShowdownを聴いて、そうだ、そうなんだよなー。って気付かされて、本当の自分を評価してもらえた方がいいなって思うようになりました。
ここまでの話だと、今まで1度も曲を聴いたことのない人なら、もしかして暗い感じの曲?と思うかもしれませんが、全然違います。
曲調はとても明るい感じだし(実際、ライブでは1番最初や最後の曲になってて、盛り上がる曲です)、ここで挙げた以外の歌詞はそんな辛い状況の人を応援してくれているかような、ポジティブな言葉があります。
途切れないでね
孤独に勝ち 人はさらに強くなる
特にここが好きです。
ディーンさん自身が今までの人生の中で、紆余曲折、様々な困難に立ち向かってきたのだろうと思います。
だから、これはディーンさんが歌の中で訴えているからこそ、すごく説得力があると感じました。
私はこの歌詞をたびたび思い出し、辛いことがあっても諦めないで(途切れないで)、きっと道は開けると自分に言い聞かせていました。実際、なんとか上手く行った時、すごく達成感があってうれしかったです。
最後にもうひとつ番外編として。
Banana Muffin Blues
私は普段、イライラするタイプではありません。
だから、友達にはどんな事があっても穏やかだねとか言われたりします。
(自分で怒りを抑えられているからそうなってるのかは自分ではよく分かりません。でも、前にディーンさんがラジオで「怒ることは剣を抜くこと」理論を話してた事がありますが、ああ、なんとなく分かるかもしれないなと思いました。)
だけど、本当にたまに、これは理不尽すぎるでしょとか納得いかないなって思うことがあるので、これを聴くとスカッとします(笑)
初めてBanana Muffin Bluesを聴いた時は、ディーンさんの今までのイメージを良い意味で覆されました。あえてここの歌詞がーとか書かないので、ぜひ聴いてみてください。
曲調も激しいし、聴いてると楽しくなってきます。おすすめです!
番外編含めて4つ紹介しましたが、総じて言うと、ディーンさん自身の人間性とか今までの人生とか、そういうものが滲み出ているからこういう心に染みる歌詞になるのだろうなと思います。
だから、1人でも多くの方にいろんな曲を聴いて欲しいなと思います。
特に、ディーンさんがTVでは披露してない曲についてここでは書いたので、こういう曲もあるんだなーと知っていただけたら本望です!
※ このブログを書いた当初は歌われてなかったのですが、History Maker はMステウルトラFES2017でユーリとコラボしてディーンさんが歌いました!オーケストラ付きの壮大な演出、とてもすばらしかったです…
( 2017年9月19日追記 )
最後まで読んでいただいた方、ありがとうございました!!